住友重機械工業、110億円で西条市に新工場
2020年10月28日
住友重機械工業は27日、100%子会社の住友重機械イオンテクノロジー(以下:SMIT)がイオン注入装置に関する新工場を建設すると発表した。
世界の半導体市場規模は5G・6GやAI、新型コロナウイルスによるIT需要増の影響もあり、今後も堅調に伸びると見込まれている。
その中でもSMITのイオン注入装置の主要マーケットであるイメージセンサーはスマートフォン、電気自動車・自動運転などの需要を追い風に当面は高い成長率を維持すると予想されている。
今後のさらなる事業拡大や生産・物流の効率化を図るため、新工場の建設を決定。新工場は既設の工場に隣接した場所に建設する。
■ 新工場概要
所在地:愛媛県西条市今在家1501
投資額:約110億円
建築面積:17,686㎡
延床面積:35,692㎡
事業内容:イオン注入装置の製造
生産能力:既存設備と合わせて現状の2倍
着工予定:2021年3月
竣工予定:2022年7月