パナソニック、中国・大連に新工場/車載電池を生産
2016年2月9日
パナソニック(大阪府門真市)は5日、大連遼無二電器有限会社と、中国遼寧省大連市に車載電池製造の合弁会社を設立したと発表した。
中国では、経済発展と共に環境問題が深刻化しており、今後環境対応車の需要が拡大することが期待されている。合弁会社は、同社の車載電池の生産・品質管理に関する技術・ノウハウを活用し、環境対応車向け車載電池を生産する。
新工場は17年の生産開始を予定。今回設立した合弁会社を加え、引き続き車載電池事業の成長を目指すとしている。
■ 合弁会社概要
名称:パナソニック オートモーティブエナジー大連有限会社(大連松下汽車能源有限公司 )
資本金:2億7300万元
本社所在地:中華人民共和国 遼寧省 大連市
事業内容:車載用電池の設計・製造・販売・アフターサービスおよび輸出入業務
生産品目:環境対応車向けリチウムイオン電池
出資比率:パナソニック チャイナ有限会社50%、大連遼無二電器有限会社50%
生産開始予定:2017年