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大塚製薬工場、松茂工場敷地内に輸液製剤の新工場

2020年11月16日

 大塚製薬工場は12日、徳島県松茂町の松茂工場敷地内に医療用医薬品である輸液製剤の新工場「MP-Ⅶ」が竣工したと発表した。

 MP-Ⅶは松茂工場敷地内の新工場として、輸液のリーディングカンパニーである同社の技術を結集し、新容器、新製造技術導入による製造ラインを一新。2018年2月の起工から約2年間の建設期間を経て、今年7月より、ダブルバッグ輸液製剤の製造を開始している。

 新工場は、世界基準であるPIC/S GMPに準拠した品質と高い生産能力を備えており、今後、同社の主力工場の一つとして期待されている。

名称:松茂工場 MP-Ⅶ
所在地:徳島県板野郡松茂町豊久字豊久開拓139-1
建築面積:3,763㎡
延床面積:9,909.94㎡
鉄骨造:地上5階
生産品目:医療用医薬品(輸液製剤)
着工:2018年2月
製造開始:2020年7月
竣工:2020年11月

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