日創プロニティ、福島工場に新工場棟建設
2020年11月24日
金属材料の板金加工・組立・塗装を行う日創プロニティは16日、福島工場で最大20億円の設備投資を行うと発表した。
今回、耐火パネルや不燃断熱パネルに係る市場ニーズへの積極的な対応を図るとともに生産性の向上を図る。さらに、既存の主力製品を見直し、特定分野に偏らない事業構造へと構造改革を進めていくため、福島工場における新工場棟の建設、耐火パネル生産ラインの増設、不燃断熱パネル生産ラインの新設を行う。
福島工場には工場棟と倉庫棟が各1棟あるが、新規設備を導入するためのスペースの確保が難しいため、同敷地内に新たな工場棟を新設する。
耐火パネル生産ラインについて、現在の生産能力では、年間生産量を大きく増やすことは難しいため、生産能力向上により、更なる販売強化を図る。
また、耐火パネルの他、不燃断熱パネルの生産を行うことにより、提案の幅を広げ、金属パネル全体の販売強化を図る。
■ 設備投資概要
所在地:福島県石川郡石川町大字沢井字藤沢95-2(福島工場)
投資予定額:最大20億円
調達方法:自己資金及び借入金
生産品目:耐火パネル、不燃断熱パネル
稼働開始予定:2022年4月