日本製粉、タイに冷凍生地の新工場が竣工
2020年12月1日
日本製粉は11月30日、グループ会社のニップンタイランド社が同社プレミックス工場隣接地に建設を進めていた冷凍生地製造工場を竣工したと発表した。
ニップンタイランド社は2006年に設立し、食の多様化が進む事業環境の中、時代の変化に対応したプレミックスを安定供給し成長を続けている。また、販売会社の「NipponFlour Mills(Thailand)Ltd.」(1996年設立)とともに、タイや周辺国で事業の拡大を図っている。
今回、プレミックスに加え、冷凍生地に十分な市場性を見込めると判断し、今回の新工場建設を決定。ニップングループは、海外では、米国にパスタ工場、中国やタイ国にプレミックス工場を有しており、今回新設の工場は、同社グループとして初の海外冷凍食品工場となる。
ニップングループでは、国内外で成長が見込まれる分野に積極的な設備投資を行っており、2020年10月に福岡工場プレミックス工場、11月にニップン冷食(株)伊勢崎工場冷凍食品第2工場がそれぞれ竣工し、さらに、インドネシアでも、プレミックス工場の新設を進めている。
■ 新工場概要
会社名:NIPPN(Thailand)Co.,Ltd.
所在地:タイ国パトゥムターニー県
投資額:8億円
延床面積:2,036㎡
製造品目:冷凍生地
生産能力:1,300トン/年
竣工:2020年11月