グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、GLP川島を開発
2016年2月10日
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)【本社:東京都港区】は9日、埼玉県比企郡川島町にマルチテナント型の物流施設「GLP川島」の開発を行うと発表した。
16年3月に着工予定、17年4月に竣工予定、総開発コストは約84億円。
東北自動車道まで延伸した圏央道の「川島IC」に隣接し、関越自動車道、東北自動車道への接続にも至便な上に国道254号線も利用可能な好立地に所在し、広域配送に加え、地域内配送や都心配送へのオペレーションが可能。埼玉県中央部から北部には工業団地が多数集積し、さまざまな業種の物流ニーズが見込まれる。
1階部分は土地の高低差を活かして高床低床両方のバースを設置すると同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに2.5トンのフォークリフトが走行可能な構造。
2階部分は天井高を必要としないEコマースやアパレル企業などが入居する場合は、後付けでメザニンを設置することにより、機能的で効率的なオペレーションが可能となる一方で、保管機能を重視する場合は、メザニンを設置せずに7.5mの天井高を有効利用出来る。
全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備え、水害対策として非常用発電機を含め、電気室を2階に設置するBCP対策や制振ブレース構造を採用する。
■ 新物流施設概要
施設名:GLP川島
所在地:埼玉県比企郡川島市
投資額:約84億円
敷地面積:約27,000㎡
延床面積:約49,000㎡(メザニンを追加した場合:約54,000㎡)
着工予定:2016年3月
竣工予定:2017年4月