出光興産、中国・成都工場が本稼働
2020年12月4日
出光興産は12日、アジアで3カ所目の有機EL材料製造工場「出光電子材料(中国)有限公司 成都工場」の本格稼働を開始したと発表した。
成都工場の本格稼働開始により、同社グループの有機EL材料供給能力は合計で22トン/年となる。御前崎製造所(日本・静岡県、生産能力2/年)、出光電子材料韓国(韓国・パジュ、生産能力8トン/年)、成都工場の3カ所の運営を通じ、各国における需要拡大に対応する。
今後も、有機EL材料の顧客ニーズに対応するため、国内外で安定的な供給体制の構築を図る。
■ 新工場概要
名称:出光電子材料(中国)有限公司 成都工場
所在地:中華人民共和国四川省成都市
生産品目:有機EL材料
生産能力:12トン/年
本格稼働開始:2020年12月
出荷開始予定:2021年1月