日本曹達、二本木工場に研究棟建設
2020年12月10日
日本曹達は7日、新潟県上越市にある二本木工場に生産技術研究棟を建設すると発表した。
同社の生産技術研究所では、製造技術の研究・改良、新製品の製造プロセス設計と設備構築や国内外のグループ製造拠点への製造技術フォローを行っている。
これまで二本木工場内に分散していた研究施設を統合し、研究棟を新設することにより、実験設備と人的研究資源の有効活用を図る。
また、CAE(Computer Aided Engineering)やAIを活用し、製造プロセス知見や製造ノウハウのシナジー強化と業務効率化を進めることで、医薬品添加剤や農薬の企業化を加速させる。
新研究棟の投資額は13億円を見込んでおり、2022年5月の完成を予定している。今後、研究開発の効率化を進めるとともに、新製品の開発促進と早期の上市を図ることにより、さらなる企業価値の向上を目指す。
■ 研究所概要
所在地:新潟県上越市中郷区藤沢950
投資額:13億円
延床面積:1,866㎡
構造:3階建て
着工予定:2021年3月
完成予定:2022年5月