大和紡績、出雲工場を増設/14億円投資
2020年12月16日
製紙用カンバスなど製造する大和紡績は、島根県の出雲工場を増設する。12月21日、島根県庁にて立地協定式が行われる予定。
投資額は約14.2億円。建物面積は47,903㎡。新規雇用予定は30名。工場では、産業用カートリッジフィルターや土木資材の製造を行う。2021年7月の操業開始を予定している。
今回、電子・半導体等の工業分野で拡大するフィルター市場のニーズに対応するため、和歌山工場(和歌山県日高郡)のフィルター製品生産設備や、美川工場(石川県白山市)のフィルター原料生産設備を出雲工場に集約し、原料から製品までの一貫生産体制を構築する。
併せて、和歌山工場の土木資材生産設備を出雲工場に集約することで、産業資材専業工場としての機能を強化する。
■ 新工場概要
所在地:島根県出雲市今市町1900番地
投資額:約14.2億円
建物面積:47,903㎡
新規雇用予定:30名
事業内容:産業用カートリッジフィルター及び土木資材の製造
操業開始予定:2021年7月