TOYO TIRE、セルビアに乗用車用タイヤの新工場
2020年12月17日
TOYO TIREは6日、生産子会社のトーヨータイヤセルビアがセルビア共和国インジヤ市に建設を計画していた新工場の起工式を行ったと発表した。
同社は、差別化された付加価値の高い製品を強みとし、北米市場を基軸にグローバルでの事業展開を行っている。同社8番目の生産拠点となるセルビア工場は、グローバルな成長戦略を実現する第一歩と位置付けられており、2019年11月に開設した欧州R&Dセンターと連携してコスト競争力と高い技術力を追求する。
新工場では、2022年4月よりタイヤ生産の稼働を始め、2023年夏には年産約500万本(乗用車用タイヤ換算)のタイヤ生産体制を計画している。
■ 新工場概要
会社名:Toyo Tire Serbia d.o.o. Beograd
所在地:セルビア共和国ヴォイヴォディナ自治州インジヤ市
投資額:約488億円(390.5百万ユ-ロ)
敷地面積:約600,000㎡(約150エーカー)
生産品目:乗用車用、SUV用、ライトトラック用ラジアルタイヤ
生産能力:年産500万本(乗用車用タイヤ換算)
従業員数:約580名
着工:2020年12月
生産開始予定:2022年4月