ダイセル、インドに新工場/自動車エアバッグ用インフレータの増産
2021年1月13日
ダイセルは12日、インド南部のタミル・ナドゥ州ワンハブチェンナイ工業団地に新工場を建設すると発表した。
同社は、インド自動車市場の成長や安全規制強化を受け、2018年10月に販売拠点を設立し、マーケティングや現地調査を進めてきた。
これまではタイなどの生産拠点からインド市場へ製品を供給してきたが、インド自動車市場の成長可能性や、自動車メーカー・エアバッグモジュールメーカーからの同国内でのサプライチェーン強化のニーズを背景に、生産拠点の設置を決定した。
今後、製品の安定生産、安定供給によって同国市場での存在価値を強化していく。
■ 新工場概要
会社名:Daicel Safety Systems India Pvt. Ltd.
所在地:インド・タミル・ナドゥ州カンチプラム県(Kunnapattu Village, Kunnapattu Panchayat, Paiyanur (Via)
生産品目:自動車エアバッグ用インフレータ
商業運転開始予定:2023年12月