旭化成、水島製造所に新工場/130億円投資
2021年1月14日
旭化成は13日、岡山県倉敷市の水島製造所に新工場を建設すると発表した。
同社は、医薬品等で主に錠剤の賦形剤として用いられる結晶セルロース「セオラス」を宮崎県延岡市で製造している。
主用途である医薬品錠剤向け需要は今後も国内外で堅調に推移すると予想されている。なかでも同社独自の高機能グレードである「KGグレード」「UFグレード」は国内外で高く評価されており、需要も大きく伸長していることや、生産拠点複数化による安定供給力向上を図るため、新工場の建設を決定した。
■ 新工場概要
所在地:岡山県倉敷市潮通3-13(水島製造所 B地区)
投資額:約130億円
生産品目:医薬品等添加剤 結晶セルロース「セオラス」
販売予定先:国内外の製薬会社、健康食品製造会社など
着工予定:2021年9月
竣工予定:2023年春