日本製鉄、東日本製鉄所でめっき設備が稼働開始
2021年1月19日
日本製鉄は18日、千葉県君津市の東日本製鉄所で第6CGL(溶融亜鉛めっき設備)の商業運転を開始したと発表した。
自動車業界では、世界的に環境規制強化と衝突安全基準の厳格化が進み、車体の軽量化・高強度化ニーズの高まりから、各自動車メーカーでの超ハイテン適用が増加しており、今後も需要拡大が見込まれている。
また、今後、更なる普及が見込まれる電気自動車などの電動車においても、走行距離やバッテリー重量の問題により、車体軽量化のニーズが一層高まると見られている。
今回、車体の軽量化・高強度化を実現する超ハイテン鋼板のニーズ拡大に対応するため、超ハイテン鋼板の供給体制を強化した。
■ 設備投資概要
所在地:千葉県君津市君津1番地(東日本製鉄所君津地区)
生産品目:強度1.5GPa級の超ハイテン鋼板
生産能力:3万3千トン/月
設備:第6CGL(溶融亜鉛めっき設備)
商業運転開始:2021年1月16日