OKI、本庄工場7期棟を建設
2021年2月5日
沖電気工業は4日、埼玉県本庄市に新工場を建設すると発表した。
投資額は約60億円。延床面積は約19,000㎡の地上2階建て。工場では5GやAIを使った電子機器などを生産する。2021年5月の着工、2022年3月の竣工を予定する。
今回、老朽化が進む施設・設備の更改を行うと同時に、ニーズの変化・技術に対応できるフレキシブルなスマート工場とする。加えて、環境負荷の低減や働く人の安全、地元の地域材(秩父杉)の利用など地域との共存に配慮した設計とする。
同工場は脱炭素社会の実現に向けて、生産施設として日本初となるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を目指す。また、免震構造と木製直交集成板(CLT)を採用した地震に強いビルとして、国土交通省の2020年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)に採択されている。
今回の新工場をManufacturing DXを実現するスマート工場のモデルと位置づけてその取り組みをグループ内に展開し、製品をグループ内の最適な工場で生産する「バーチャルOne Factory」の実現など、「モノづくり基盤強化」に向けた施策を推進する。
■ 新工場概要
名称:OKI本庄工場 7期棟(仮称)
所在地:埼玉県本庄市小島南(OKI本庄地区)
投資額:約60億円
延床面積:約19,000㎡
事業内容:電子機器の製造
階数:地上2階建て 全面免震構造の鉄骨造
着工予定:2021年5月
竣工予定:2022年3月