王子ホールディングス、マレーシアに新工場建設
2021年2月16日
王子ホールディングスはこのほど、マレーシア中部のセランゴール州に段ボールを製造する新工場を建設すると発表した。
同社はマレーシアで8カ所の段ボール工場を保有しており、南部地区では現在、3カ所目となる段ボール工場を建設中。今回、マレーシア経済の中心で今後も需要の伸びが期待されている中部地区で4箇所目となる段ボール工場を建設することで一層の事業拡大を図る。
また、マレーシアでは現在、段ボール原紙マシンの増設を進めており、今回の段ボール新工場建設も原紙・加工一貫体制の更なる強化に向けた戦略投資の一貫となる。
今回の新工場は東南アジア・インド・オセアニア地域における35箇所目の段ボール製造拠点となる。
■ 新工場概要
会社名:GS Paperboard & Packaging社(王子グループ100%出資)
所在地:マレーシア・セランゴール州
投資額:約50億円
敷地面積:約77,000㎡
生産品目:段ボール
生産能力:約1千万㎡/月
稼働開始予定:2022年6月