日新電機、前橋製作所内に新工場
2021年2月17日
日新電機は15日、群馬県前橋市の前橋製作所内に新工場を建設すると発表した。
今回、再生可能エネルギー普及の加速・拡大に伴うガス絶縁開閉装置(GIS)の需要増加や高度経済成長期に納入した受変電機器の更新が見込まれることから、さらなる増産にも対応可能な工場を建設する。
新工場は、約38億円を投じて現工場を一新し「革新的なスマ-ト工場」とし、受変電設備で使用されるGISを製造する。
新設するGIS工場では建物や設備を刷新し、工場内の物流効率の向上を図り、製品を一気通貫で流せる無駄のない最適生産ラインを構築することで、生産能力を約1.5倍増強する。またAI・IoTを積極的に導入し、高い生産性とリードタイムの短縮を図る。
■ 新工場概要
所在地:群馬県前橋市総社町総社2121(前橋製作所)
投資額:約38億円
延床面積:約9,800㎡
構造:鉄骨造地上2階建て
生産品目:ガス絶縁開閉装置(GIS)
生産能力:約1.5倍増強
着工:2021年2月
竣工予定:2022年3月