アイリスオーヤマ、富士小山工場に30億円追加投資
2021年2月19日
アイリスオーヤマは18日、飲料水を製造する富士小山工場に30億円の追加投資を行うと発表した。
同社は昨年1月、今後想定される首都直下地震、南海トラフ地震といった大規模災害発生の際に、飲料水の供給体制を早期に構築するため、富士小山工場の一部を改修して、新たに飲料水事業への参入を発表している。
今回、2月13日に発生した福島県沖地震による各地での断水の発生を受け、約30億円の追加投資を決定した。この追加投資により、2021年10月を目途に第2ラインを増設し、現状の生産・供給能力を2倍に強化する。
加えて、先日発表した(株)ゆのたに(新潟県魚沼市)のレトルト食品、缶詰の事業買収により、自然災害に備える防災食・防災用品のラインアップを強化していく。
■ 設備投資概要
所在地:静岡県駿東郡小山町桑木221-1(富士小山工場)
投資額:約30億円(追加分)
投資内容:第2ライン増設
生産能力(1h当り):天然水750ケース、炭酸水650ケース
新規雇用予定:10名(追加分)
稼働開始予定:2021年10月