日本通運、埼玉県の医薬品センターを竣工
2021年2月25日
日本通運は24日、建設を進めていた東日本医薬品センターが竣工したと発表した。
施設は、圏央道のほぼ中心に位置する立地優位性を活かし、東日本エリア各地への供給機能に加え、成田国際空港を利用した原料、原薬の輸入、製品輸出など、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えた戦略的拠点として位置付けている。
同社は、医薬品に関するGDPの日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応し、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークの構築を進めている。
国内4拠点の竣工、医薬品専用車両の配備(2020年10月)や物の動きと物流品質のトレーサビリティを実現するロジスティクスプラットフォームの構築により、今月から順次医薬品業界の顧客にサービスの提供を開始する。
■ 物流施設概要
所在地:埼玉県久喜市江面265-1
敷地面積:35,040.90㎡
建築面積:16,853.49㎡
延床面積:65,346.47㎡
構造:5階建(鉄骨造)
設備等:免震構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備 他
竣工:2021年2月18日