ダブル・スコープ、韓国のセパレータ生産設備を増設/70億円を投資
2016年2月15日
プラスチックフィルム・シートの製造販売を行うダブル・スコープ(東京都品川区)は12日、韓国の子会社W-SCOPE KOREAオーチャン第2区域に新たに建物を建設し、生産ラインを2ライン増設すると発表した。
量産出荷開始は17年10月を予定。中期経営計画「Vision2017」の想定する設備投資計画を1年前倒しすることとなり、増加する顧客からの供給依頼に早期に対応する。
同社グループでは上記に加え、開示済みの第5号ライン(16年8月量産移行予定)、第6号および第7号ライン(16年4月量産移行予定)の合計5本の設備投資を進行中。これらがすべて稼働した場合、15年末時点の生産能力に対し、約7割の能力増強となる。
■ 増設工場概要
名称:W-SCOPE KOREA CO., LTD.
所在地:大韓民国忠清北道梧倉科学産業団地(オーチャン第2区域)
投資額:約70億円
増設ライン:セパレータ生産設備2ライン(第8号、第9号)
量産出荷開始予定:2017年10月