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北興化学工業、北海道工場を増設/32億円投資

2021年3月29日

 北興化学工業は23日、北海道滝川市の北海道工場内に新工場(除草粒剤工場)を建設すると発表した。

 今回、農薬事業の製造原価低減のため、北海道工場内に新工場を建設し、除草粒剤の製造拠点を統廃合する。

 新工場は、「高効率化・省力化・環境対策」をコンセプトとし、原料の投入や製品の包装・積込などの自動化設備を配置するとともに、脱臭能力を強化した洗浄塔など、環境にも配慮した設備を備えている。

 また、同工場で、高拡散性粒剤等の付加価値の高い新製剤を生産し、市場に提供することで、農家におけるトータル生産コスト低減をサポートしていく。

■ 新工場概要

所在地:北海道滝川市北滝の川1470番地(北海道工場内)
投資額:約32億円(建物、設備)
建築面積:約2,965㎡
延床面積:約5,164㎡(予定)
構造:鉄骨造4階建て
主要生産設備:造粒ライン、包装ライン、製品倉庫など付帯設備
事業内容:除草粒剤の製造
資金調達:自己資金
契約予定:2021年4月
着工予定:2021年5月
竣工予定:2022年8月末
生産開始予定:2022年12月

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