プリマハム、西薩中核工業団地に新工場/130億円投資
2021年4月19日
プリマハム(東京都品川区)は西薩中核工業団地に新工場を建設し、鹿児島工場を移転する。
鹿児島工場では、操業以来、同社の主力重点商品の一つであるウィンナーや、黒豚ギフトハムなどの商品を手掛け、近年では、サラダチキンを始めとした鶏肉加工品を製造している。
今回、操業開始以来60数年経過した既存工場の老朽化に加え、更なる市場拡大を図るため、原料調達面で優位な鶏原料を使った商品やロングライフ商品、地産地消・高付加価値商品の製造を目的とし、既存工場の生産能力を上回る最新鋭の工場を西薩中核工業団地に整備する。
また、全国有数のブロイラー飼育数を誇る鹿児島県に、新工場を整備することにより、原料産地加工一貫体制が図られ、将来的には、日本の鶏肉加工工場の一端を担うことも視野に入れるとしている。
■ 新工場概要
所在地:鹿児島県いちき串木野市西薩町17番地43(西薩中核工業団地)
投資額:約130億円
敷地面積:45,636.02㎡(13,804坪)
建物面積:11,880㎡(約3,593坪)
事業内容:食肉製品及び惣菜等の製造、販売
新規雇用予定:15名
生産計画:年間生産数量10,329トン、売上高約100億円(2023年度計画)
着工予定:2021年8月
操業予定:2023年1月