三菱電機、トルコで空調機の増産
2021年5月31日
三菱電機は27日、トルコの空調機生産拠点である三菱電機エア・コンディショニング・システムズ・マニュファクチャリング・トルコ(以下:MACT)が空調機の増産を行うと発表した。
欧州やトルコでは、脱炭素政策により、化石燃料を使用するボイラー式に代わり、省エネ性が高いヒートポンプ式暖房・給湯機の需要が急速に拡大している。
また、新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅時間の増加で、ルームエアコンの新設・増設ニーズが顕在化しており、今後も継続して需要拡大が見込まれている。
今回、市場への安定した製品供給を実現するため、MACTで新たにAir To Waterの生産を開始するとともに、ルームエアコンの生産能力増強を行う。
■ 設備投資概要
会社名:Mitsubishi Electric Turkey Klima Sistemleri Üretim Anonim Şirketi
所在地:トルコ共和国マニサ県マニサ工業団地
投資額:約167百万トルコリラ(約20億円)
事業内容:ルームエアコン、Air To Waterの製造
生産能力:ルームエアコンと新たに取り扱うAir To Waterの合計で100万台/年
生産開始予定:ルームエアコン/2021年10月
:Air to Water/2022年8月