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OKI、埼玉県本庄市の新工場着工

2021年6月8日

 沖電気工業は7日、建設を計画していた本庄地区(埼玉県本庄市)の工場を着工したと発表した。

 新工場は2022年4月に竣工し、同年5月からOKIのソリューションコンセプトであるManufacturing DXを実現するスマート工場として本格稼働を開始する予定。

 新工場は、中期経営計画2022に掲げた「モノづくり基盤強化」の一環として建設するもので、脱炭素に配慮した、生産施設として日本初のネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を目指す。

 また、設計・施工主の大成建設が定義する工場のエネルギー評価基準であるネット・ゼロ・エナジーファクトリー(ZEF)の第一号プロジェクトとしても注目されている。

 同社は2020年12月にローカル5Gの実験試験局を開設し、製造現場におけるAIを用いた省力化・自動化の実証実験を行うなど、Manufacturing DXの活用環境整備を進める本庄地区で、顧客ニーズの変化・技術の進化に対応するフレキシブルなスマート工場を実現し、モノづくり基盤強化のフラグシップ工場として運営していく。

■ 新工場概要

所在地:埼玉県本庄市小島南(OKI本庄地区)
竣工予定:2022年4月

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