ヤクルト本社、フィリピンに第2工場建設
2021年6月16日
ヤクルト本社は14日、フィリピンヤクルトが「ヤクルト」「ヤクルトライト」を生産する第2工場を建設すると発表した。
フィリピンでは、1978年10月から、ルソン島南部のラグナ州カランバ市にあるカランバ工場(第1工場)でヤクルトの生産を開始し、現在はヤクルト、ヤクルトライトの生産を行っている。
フィリピン第2工場は、ミンダナオ島北部のミサミス・オリエンタル州エルサルバドール市に建設する。この場所はミンダナオ島以南での販売を拡大し、かつビサヤ地方をバックアップできることから、第2工場建設地として決定。生産体制が強化されることで、市場深耕による需要増加に対応する。
フィリピン第2工場の生産能力は、生産開始時で1日あたり160万本を予定している。その後も順次設備を増強し、最大生産能力は、1日あたり320万本を見込む。
■ 新工場概要
所在地:フィリピン共和国ミサミス・オリエンタル州エルサルバドール市
敷地面積:約41,738㎡
建築面積:約18,709㎡
延床面積:約25,583㎡
生産品目:「ヤクルト」「ヤクルトライト」
生産能力:生産開始当初は160万本/日(予定)
※生産開始当初のフィリピンヤクルトでの総生産本数はカランバ工場
(第1工場)とあわせて、580万本/日を予定
生産開始予定:2023年1月