太陽誘電、八幡原工場に新棟/9月着工
2021年6月17日
太陽誘電は16日、群馬県高崎市の八幡原工場に積層セラミックコンデンサの原材料であるチタン酸バリウムを製造する新材料棟を建設すると発表した。
積層セラミックコンデンサは、電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化を受けて、今後も需要拡大が続くと見込まれている。
今回、中期的な成長戦略に基づき、将来のさらなる需要増に対応できる生産体制構築の一環として、新材料棟の建設を決定した。
■ 新棟概要
所在地:群馬県高崎市八幡原町43-1(八幡原工場)
投資額:約50億円(建屋のみ)
延床面積:約21,500㎡
建築面積:約8,000㎡
生産品目:チタン酸バリウム
着工:2021年9月
完成:2022年12月