三菱日立パワーシステムズ、茨城県日立工場本館が竣工
2016年2月19日
火力発電事業を行う三菱日立パワーシステムズ(神奈川県横浜市)は18日、茨城県日立市にある日立工場の敷地内に建設を進めていた日立工場本館が18日に竣工したと発表した。
日立工場本館は、15年2月から建設を開始。鉄骨造りの5階建てで、先進の耐震設計が施されている。また、太陽光発電設備や全館LED照明、断熱性に優れた外壁を採用するなど、省エネや環境負荷低減にも配慮した建物。設計は日立建設設計、施工は秋山工務店が担当した。
日立工場は蒸気タービン、発電機、中小型ガスタービンなどを手掛ける生産拠点であるが、これまで設計・管理部門などが、親会社である日立製作所の日立事業所本館の一部を借用して執務を行う状態が続いていた。
今回の本館竣工により、日立工場はこれらを解消、全部門が一体となって業務を遂行できる体制が整ったことから、迅速かつ機動的な事業運営を図る。
■ 新工場概要
所在地:茨城県日立市幸町3-1-1
延床面積:約16,556㎡
建築面積:約3,362㎡
生産品目:蒸気タービン、発電機、中小型ガスタービンなど
設計・監理:日立建設設計
施工:秋山工務店
構造:S造5階
着工:2015年2月
竣工:2016年2月