ソディック、中国に新工場建設
2021年7月5日
ソディックは6月30日、連結子会社の沙迪克(厦門)有限公司(以下:厦門工場)が新工場の建設を開始したと発表した。
厦門工場は、海外生産拠点として2006年に中国・厦門市に設立され、放電加工機、リニアモータ等の産業機器、製麺機の製造を行っている。
足元において、産業機械事業では、中華圏での5G・EV等をはじめとするものづくりの高精度化・高精密化の進展によりソディックの射出成形機の需要が高まりつつあるほか、食品機械事業においても、海外向けの製麺機や米飯製造装置など食品機械の需要が拡大しており生産能力の増強が事業拡大に不可欠な状況となっている。
引き続き増加が見込まれる両事業の需要に対し、十分な供給能力を確保することや事業拡大を目的とし、厦門工場の隣接地に新工場を建設することとした。
新工場の生産品目としては、産業機械事業の電動射出成形機のエントリーモデルを月産100台以上生産するほか、食品機械事業の製麺機・米飯製造装置用の茹で窯や反転窯など大型製缶製品を生産する計画で、順次生産品目、数量を拡大していく。
■ 新工場概要
会社名:沙迪克(厦門)有限公司
所在地:中国・福建省厦門市海滄区陽光西路(※既存、厦門工場の隣接地)
投資額:約14億円(建設費用)
敷地面積:13,753㎡
建物面積:12,149㎡
生産品目:射出成形機、食品機械
着工:2021年6月
竣工予定:2022年6月