上組、インドネシアの新倉庫/敷地面積4万m2
港湾運送大手の上組(兵庫県神戸市)は20日、インドネシア現地法人である PT.KAMIGUMI LOGISTICS INDONESIAが、建設中であった新倉庫を竣工し、15年12月14日に営業を開始したと発表した。
新倉庫は、ジャカルタの東37km、インドネシア西ジャワ州ブカシ県グリーンランド工業団地内にあり、日系メーカーが集積するジャカルタ東部工業地帯の中心に位置する。
延床面積10,080㎡の規模で、顧客ニーズに沿ったWMS(倉庫管理)システムやハンディシステムを導入するなど、日本基準の高精度な在庫管理機能を整備する。
当面、自動車関連を中心に営業を開始し、将来的には食料・生活消費財分野への3PL事業の展開にも注力。今後、倉庫需要動向を見て増設も検討する。
また、同社は13年12月にフォワーディングサービスを行う現地法人 PT.KAMIGUMIINDONESIAを設立しているが、今回の新倉庫との連携を図ることで、保管を含めた同国内外向けの効率的な一貫輸送サービスを実現する。
■ 新倉庫概要
会社名:PT. KAMIGUMI LOGISTICS INDONESIA
所在地:Kawasan Greenland International Industrial Center (G.I.I.C.) Block AE No. 05, Kota Deltamas, Desa Nagasari, Kecamatan Serang Baru – Bekasi 17330
敷地面積:40,503㎡
延床面積:10,080㎡
構造:鉄骨造、平屋建
事業内容:倉庫保管業、コンテナ貨物積卸、一般貨物積卸
営業開始:2015年12月14日