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日本曹達、新潟・二本木工場で医薬品添加剤の増産

2021年8月4日

 日本曹達は7月26日、二本木工場で医薬品添加剤「NISSO HPC」の増産設備を竣工し、出荷を開始したと発表した。

 医薬品市場は世界的に拡大傾向にあり、医薬品生産量の堅調な伸びに伴い、NISSO HPCの販売が増加している。 また、同社の独自銘柄「NISSO HPC-SSL SFP(超微粒子品)」は、極めて高い圧縮成形性により、医薬用途だけでなく、健康食品錠剤などの食品分野での採用も拡大している。

 今回の生産能力増強により、販売が拡大している銘柄の増産体制が整備されるとともに、その他の銘柄についても効率的な生産が可能となる。 あわせて、国内外の顧客より評価を得ている、高度な品質管理とグローバルテクニカルサービスの強化により、NISSO HPCの中長期的な販売拡大を目指す。

■ 設備投資概要

所在地:新潟県上越市中郷区藤沢950(二本木工場)
投資額:約50億円
生産品目:医薬品添加剤「NISSO HPC」
生産能力:30%増強
稼働開始(製品出荷):2021年7月26日

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