マーケティングパートナー、千葉・八千代市のドックフード新工場を稼働
SBSホールディングスグループのマーケティングパートナー(東京都墨田区)は4日、千葉県八千代市にペットフード等を製造する新工場を稼働させたと発表した。
既存の工場は、倉庫・配送センター(千葉県印西市)と同じ敷地内にリパック専用区域を設けて稼働していたが、拡張性の限界や、オリジナルフードラインナップ増加に伴う注文増に対応するための生産能力や保管場所の確保などが課題となっていた。
また、国内外のプレミアム需要拡大に対応した、今後の更なる成長性を確保するため、中長期的な安定供給体制の確立が不可欠と判断した。
新工場は、オリジナルのペットフード等(犬猫用)の研究開発部門も包括した形の「ペットウエルネス クリエイティブセンター(PWCC)」として、大型充填機や金属探知機、エアシャワーなど人間の食品工場と同等の設備を完備し、衛生面と検品体制をより強化した安心・安全な商品を製造する。
新規導入された大型充填包装機は、従来よりもスピードアップし、加えて、今まで手作業でしか対応が出来なかったサイズのリパックも自動化が可能となり、生産能力の380%向上が実現した。
■ 新工場概要
名称:「ペットウエルネス クリエイティブセンター(PWCC)」
所在地:千葉県八千代市吉橋1076-2
敷地面積:約7,900㎡
延床面積:約1,340㎡
構造:鉄骨造 地上1階建て
主な機能:ペットフード等(犬猫用)の研究開発・検査・生産
主な設備:自動給袋充填包装機2台、自動縦ピロー包装機2台、金属探知機、空調設備、高速2重オートシャッター
主な出荷品目:POCHI ザ・ドッグフードシリーズ、tamaボナペティなど
出荷可能量:268.4tトン以上/月
従業員数:11名
稼働開始:2021年8月