杏林製薬、岡谷工場を閉鎖
2016年2月24日
キョーリン製薬ホールディングスは22日、子会社で医薬品を製造する杏林製薬(東京都千代田区)が長野県岡谷市にある岡谷工場の全ての生産機能を移転し、閉鎖すると発表した。
同社グループでは、長期ビジョンであるHOPE100(2010年度~2023年度)及び中期経営計画HOPE100-ステージ1-(2010年度~2015年度)において、高品質の製品を安定的に低コストで供給する生産体制の確立を重要課題の1つとして、グループ生産体制の全体最適化、ローコストオペレーションなど、新生産体制の構築を推進していた。
その取り組みの一環として、岡谷工場の全ての生産機能を子会社であるキョーリン製薬グループ工場㈱等に移転、2016年9月に閉鎖を決定した。
なお、キョーリン製薬グループ工場㈱等への移転に関わる工場閉鎖費用約27億円を特別損失として、2016年3月期に見込む。
■ 岡谷工場概要
所在地:長野県岡谷市湖畔1-14-3
土地面積:15,861㎡
延床面積:15,484㎡
従業員数:55人(2015年3月末現在)
閉鎖予定:2016年9月