竹本容器、岡山・奈義町営東山工業団地に新工場/16年4月の着工
2016年2月24日
化粧品、食品、医薬品向けプラスチック製品を製造する竹本容器(東京都台東区)は22日、岡山県勝田郡奈義町の東山工業団地内の土地を取得し、新工場を建設すると発表した。
同社は、17年には日本国内での販売金額100億円を計画しており、量産対応も含めた製品供給能力の増強が必要と判断。また、西日本地域の生産拠点として、11年に設置した大阪ブロー工場が、生産能力増加の余地が乏しくなっているため、新設を決定した。新工場建設に伴い、大阪ブロー工場の機能を移転拡張する。
大阪ブロー工場は、東日本大震災後に生産拠点の分散化を目的として迅速な稼働を優先し、手狭になっていた。
今後の計画では、23年に約16億円を投じて第2期工事の着工を予定しており、延床面積は12,000㎡に拡大。総投資額は1期工事分と合わせて30億円程度となる予定。
■ 新工場概要
名称:竹本容器 岡山事業所(仮称)
所在地:岡山県勝田郡奈義町柿502(奈義町営東山工業団地2号地)
投資額:14.3億円(土地代、1期工事分)
敷地面積:約37,994㎡
延床面積 約6,636㎡(1期工事分)
構造:鉄骨造平屋建
生産品目:プラスチック製ボトル
着工予定:2016年4月
操業予定:2016年10月