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日本電熱、安曇野本社工場内に新棟建設

2021年9月3日

 エア・ウォーターは8月30日、グループ会社で電熱機器を製造する日本電熱が本社工場内に新棟を建設すると発表した。

 日本電熱は、ウェハーを均一に加熱する熱板(ホットプレート)や冷却用のクーリングプレートなど、半導体の製造工程で不可欠な熱制御機器を大手半導体製造装置メーカーに供給している。

 近年、半導体の微細化や積層化に伴い、半導体製造プロセスにおける熱制御技術の重要性が高まるとともに、世界的な半導体需要の高まりを背景に半導体製造装置メーカーでは生産能力の増強に向けた動きが加速している。

 今回の新棟建設により、半導体製造装置向け熱制御機器の生産能力を現行比1.5倍に拡大し、増産体制を整える。

■ 新工場概要

所在地:長野県安曇野市三郷温3788-1 (安曇野本社工場内)
投資額:約35億円(生産設備を含む)
延床面積:6,260㎡
建築面積:3,700㎡
構造:鉄骨造2階建
事業内容:半導体製造装置向け熱制御機器の製造
生産能力:現行比1.5倍
着工予定:2022年1月
完工予定:2022年9月末

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