アプライド、福岡のコンピューター製造工場を増床
2021年9月6日
コンピューターの製造を行うアプライドは2日、福岡県博多区のコンピューター製造工場を増床し、10月より稼働を開始すると発表した。
近年、大学、研究機関におけるAI・深層学習研究や、製造業の省力化・時間短縮へのニーズの高まりを背景にした、専門分野へのハイパフォーマンスコンピューティングの重要性が増している。
今回の設備投資により、急速に進む各業界でのAI導入、省力化に貢献するため生産能力を強化するとともに、科学技術計算、並列計算、流体解析、分子動力学計算、シミュレーション、深層学習、画像解析等、専門分野における開発力を上げ、ニーズの高まりに対応する。
同社は、大学、企業の研究内容の多様化、スピード化に合わせ、独自のセル生産によるオーダーメイド製造を行ってきたが、今回の増床で、従来より最大で150%に生産能力を引き上げた。これにより、年度末に集中する傾向にある受注への対応が可能となる。
■ 設備投資概要
所在地:福岡県福岡市博多区豊2-3-21(アプライド製造工場)
事業内容:コンピューターの製造
生産能力:従来比最大150%
工事完了予定:2021年9月末
稼働開始予定:2021年10月