木村工機、東大阪市に新倉庫建設
2021年9月13日
木村工機は10日、大阪府東大阪市に新倉庫を建設すると発表した。
同社は現在、八尾製作所の一部建て替え工事と、高井田新工場・事務所棟の建設を進めているが、今回、取得不動産の残りの土地に倉庫棟を建設する。
これにより高井田工場での一連の投資は完了し、同工場は、八尾製作所の建て替えが完了するまでの間、生産量を確保するために活用する予定。
高井田工場は同社が新たに開発した工場用陽圧換気空調システムを採用しており、モデル工場としての機能も兼ね備える。実機体験を通して販売促進活動にも活用していく予定。
加えて本倉庫完成後、現在賃借している複数の倉庫を解約することで、経費削減が見込まれている。
■ 新倉庫概要
所在地:大阪府東大阪市新喜多
投資額:約5億円
資産の内容:建物(倉庫棟)
延床面積:2,122.29㎡(予定)
資金調達:金融機関からの借入金
取締役会決議日:2021年9月10日
契約締結予定:2021年9月
完工予定:2023年2月
◇ 高井田工場の全体構成
所在地:大阪府東大阪市高井田他
投資額:約30億円
敷地面積:5,456.56㎡
延床面積:工場棟 2,217.79㎡
:事務所棟 324.84㎡
:倉庫棟 2,122.29㎡
:合計:4,664.92㎡
資産の内容:土地、建物及び生産設備