太陽誘電、マレーシアに新工場/180億円投資
2021年9月24日
太陽誘電は21日、マレーシア子会社のTAIYO YUDEN (SARAWAK) SDN. BHDが新工場を建設すると発表した。
積層セラミックコンデンサは、電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化を受けて、今後も需要拡大が続くと見込まれている。
今回、将来のさらなる需要増に対応できる生産体制構築の一環として、新工場の建設を決定した。
新工場は、各種設備の効率化による省エネや建屋屋上への太陽光発電導入による創エネなどを通じて温室効果ガスを低減し、環境にも配慮した最先端の工場となる。
■ 新工場概要
会社名:TAIYO YUDEN (SARAWAK) SDN. BHD
所在地:マレーシア・サラワク州クチン市
投資予定額:約180億円(建屋のみ)
延床面積:約68,900㎡
建築面積:約36,500㎡
事業内容:積層セラミックコンデンサの製造
着工:2021年9月
竣工:2023年3月