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ニプロ、山形・荒谷西工業団地に新工場

2016年2月25日

 ニプロは24日、子会社で、リンパ球用無血清培養液・iPS細胞用無血清培養液などを製造する細胞科学研究所(宮城県仙台市)が山形県天童市にある荒谷西工業団地内に新工場を建設すると発表した。

 細胞科学研究所は、免疫細胞療法研究向けの培養液を中心に、細胞培養や試験研究に必要な各種培養液の開発および製造販売を行っている。

 今回、再生医療やバイオ医薬品市場が拡大する中、その開発・製造に使用される培養液の急速な需要拡大に備えるとともに、高度な品質要求に対応する為、新設を決定。製造基盤の構築と研究開発体制の強化、拡充を図る。

 新工場は、2月24日に起工し、16年9月下旬に竣工、同年11月の稼働を目指す。

■ 新工場概要

名称:細胞科学研究所 山形工場(仮称)
所在地:山形県天童市大字荒谷字堂ノ前1000番13他(荒谷西工業団地)
投資額:約20億円
建築面積:約2,635㎡
延床面積:約2,956㎡
生産品目:細胞医療用、バイオ医薬品製造用細胞培養液
着工:2016年2月24日
竣工予定:2016年9月下旬
稼働開始:2016年11月

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