エコネコル、静岡県富士市に新工場
2021年10月1日
エンビプロ・ホールディングスは28日、子会社で産業廃棄物のリサイクル等を行うエコネコルが新工場を建設すると発表した。
世界的な脱炭素社会に向けた動きの中で資源リサイクルの分野では、グリーンマテリアル(廃棄物や不要なものから低炭素プロセスにより取り出した地上資源由来の素材)の需要増加が見込まれている。
また、諸外国の廃棄物輸入規制や企業のサーキュラーエコノミー推進の動きも相まって、国内での資源循環の必要性が高まっている。
これらの外部環境を踏まえエコネコルでは、落じん灰、廃棄物破砕残渣やミックスメタルを全国から広域で集荷し、独自のリサイクル技術で高品位な素材へリサイクルすることに取り組んでいる。
新工場では、これまでに比べ生産性、安全性、環境面の全てを向上させ、リサイクル事業を拡大する。加えて、今後の新拠点、他工場への水平展開に向けたモデルケースの確立を進めることも目的としている。
■ 新工場概要
所在地:静岡県富士市前田758-1
総投資額(予定):約15億円
敷地面積:13,259㎡
延床面積:6,040㎡
資金調達方法:自己資金及び借入金
着工予定:2021年10月
竣工予定:2022年12月