抱月工業、京都に新工場建設
2021年10月6日
鋼板製品の加工を行う抱月工業(大阪府交野市)は、京都府木津川市に新工場を建設する。
商工中金は4日、京都銀行、日本政策金融公庫と協調して、新工場建設に必要な資金約12億円のうち、4億円の融資枠を開設したと発表した。
同社は、大きなショベルカーパーツから精密機械に使用される小さな製品まで手掛ける鋼板製品の加工業者で、地域未来牽引企業にも認定されている。
大阪とベトナムに工場を構え、一次加工の厚板鋼板の切断から二次加工の開先や曲げ、機械加工まで一貫して行い、試作品から大小ロット対応等、販売先の幅広いニーズに対応している。
今回、小型建設機械の需要が根強いため、受注増加に対応する新工場の建設を計画。同工場は、本社工場と連携し、最新のレーザー加工機やガス切断機を備え、高い精度と自動制御による効率化により、高品質と短納期を両立させる。
■ 新工場概要
所在地:京都府木津川市梅美台8-2-3
投資額:約12億円
敷地面積:10,991.76㎡
構造:鉄骨造
完成予定:2022年9月