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ハーモニック・ドライブ・システムズ、有明工場で設備投資

2021年10月15日

 ハーモニック・ドライブ・システムズは13日、有明工場(長野県安曇野市)で設備投資を行うと発表した。

 今回、産業用ロボット、半導体製造装置向けなどを中心に、すでに需要が急速に拡大している産業機械用途や車載用途の需要拡大に伴う波動歯車装置「ハーモニックドライブ」の生産能力増強を図る。

 これにより顧客に対する安定供給力を高めるとともに、品質・納期・生産効率などの面で競争力の強化を図る。

 具体的には、2022年3月から8月にかけて総額約65億円を投じ、有明工場本棟内に少人化・自動化をコンセプトとした生産効率の高いラインを新設することにより、月産7万台の生産能力引上げを行う予定。

 これにより、有明工場と穂高工場(長野県安曇野市)におけるハーモニックドライブの総月産能力は、現在の約15万台から約22万台となる見込み。

■ 設備投資概要

所在地:長野県安曇野市穂高有明5103-1(有明工場)
投資額:約65億円
投資内容:「ハーモニックドライブ」用製造設備
国内生産能力:(穂高工場と有明工場の合算ベース 現在から2022年8月以降)
      :産業機械用 9万台月→13万台/月
      :車載用 6万台/月→9万台/月
      :合計 15万台/月→22万台/月
搬入・設置予定:2022年3月から8月

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