キッコーマンフードテック、千葉県野田市に新工場/22年6月着工
2021年10月20日
キッコーマンは19日、国内調味料事業の生産体制の再構築のため、子会社のキッコーマンフードテックの新工場を建設すると発表した。
投資額は約110億円。22年6月の着工、24年4月の生産開始を予定している。
新工場では、キッコーマンしょうゆ、つゆ・たれ等のしょうゆ関連調味料等を製造する。IoTを活用した生産システムや立体自動倉庫等、新技術・設備の導入によるスマート化を進め、生産性を約3倍に高める。
また、FSSC22000(食品安全システム)を最大限に活かせる建物仕様や生産プロセスの構築により、食の安全・安心ニーズに対応する。
加えて、工場コンパクト化によるエネルギー効率向上、省エネ機器の導入、再生可能エネルギーの活用等により、CO2排出量の削減と水使用量の低減を図る。
■ 新工場概要
所在地:千葉県野田市中根97
投資額:約110億円
建築面積:約4,759㎡
延床面積:約7,474㎡
構造:鉄骨造、地上2階建て
生産品目:しょうゆ関連調味料等
着工予定:2022年6月
生産開始予定:2024年4月