京セラ、鹿児島国分工場に新棟建設
2021年10月21日
京セラは20日、鹿児島国分工場に新たに第7-1工場、第7-2工場を建設すると発表した。
現在、IoTの進展や通信5Gの普及に伴い、パソコンやスマートフォン、データセンター、自動車をはじめ、あらゆる製品に使用される半導体の需要が急速に高まっており、今後も継続した市場成長が期待されている。
それに伴い、半導体製造装置に使用されるファインセラミック部品についても大幅な増産が求められている。
これらの要求に迅速に対応するため、第7-1工場は2022年10月、第7-2工場は2023年10月から順次生産を開始し、鹿児島国分工場における同製品の生産能力を従来の約2倍にする計画。
■ 新棟概要
名称:京セラ(株)鹿児島国分工場 第7-1工場/第7-2工場
所在地:鹿児島県霧島市国分上小川1002番地1
投資総額:約110億円
製品品目:半導体製造装置用ファインセラミック部品等
生産計画:34億円/年(2023年4月~2024年3月)
◇第7-1工場
建築面積:5,174㎡
構造:鉄骨2階建
延床面積:10,120㎡
着工予定:2021年11月
操業予定:2022年10月
◇第7-2工場
建築面積:6,996㎡
構造:鉄骨6階建
延床面積:37,497㎡
着工予定:2021年11月
操業予定:2023年10月