帝人、米・オハイオで航空機向けプリプレグの増産
2021年10月22日
帝人は19日、米国グループ会社のレネゲード社が高耐熱プリプレグの生産能力を約2.5倍に増強すると発表した。
レネゲード社の高耐熱熱硬化プリプレグは、航空機用途でのさらなる需要拡大が見込まれており、レネゲード社の製品でしか対応することができない、使用温度が極めて高い航空機のエンジン部品を中心に、引き続き採用が拡大している。
レネゲード社は、こうした需要拡大への対応力強化や産業用途への拡大展開を目的として、2019年12月に生産増強を決定し、増設設備が完成した。現在実施している試運転を経て、2022年1月より商業生産を開始する予定。
■ 設備投資概要
会社名:Renegade Materials Corporation
所在地:米国オハイオ州マイアミズバーグ
投資額:4百万ドル(約4.6億円)
増強規模:現状対比約2.5倍に増強
着工:2020年3月
商業生産開始予定:2022年1月