キッツエスシーティ、新田SC工場に新棟建設
2021年11月12日
キッツは10日、100%子会社で半導体・FPD製造プロセス用バルブや継手の製造を行うキッツエスシーティーが新田SC工場(群馬県太田市)に、新工場棟を建設すると発表した。
2030年の半導体需要は2020年比で2.5倍の予測となっており、キッツエスシーティーにおいても半導体市場の成長に合わせた生産体制の拡充が急務となっている。
また、売上の拡大には新商品開発の開発評価スペースの拡充も同時に行うことが必要となっている。
今回、新工場棟を建設し、自動化生産設備を配備することにより生産能力の増強を図るとともに、新工場棟内に新商品開発評価エリアを拡大し、新商品の市場投入の迅速化を目指す。
■ 新棟概要
所在地:群馬県太田市新田嘉祢町150-2(新田SC工場敷地内)
総投資額:約32億円(生産設備への投資を含む)
延床面積:10,500㎡
構造:鉄骨造地上3階建て
生産品目:半導体・FPD製造プロセス用バルブ及び継手
稼働開始予定:2023年1月