東和薬品、山形工場に新棟建設
2021年11月15日
東和薬品は12日、山形工場に第三固形製剤棟と第二無菌製剤棟を建設すると発表した。
近年、医薬品における品質や安定供給に関する問題が起こる中で、ジェネリック医薬品メーカーとしての安定供給体制を構築することや、今後のシェア拡大に対応するため、山形工場の生産体制を現在の65億錠から100億錠へ増強する。
今回の投資は、「第5期中期経営計画2021-2023PROACTIVEⅡ」で公表している「2023年度までに、175億錠の生産能力に向けた生産体制(建屋能力)を構築」にかかる投資となる。
■ 新棟概要
所在地:山形県上山市金瓶字湯坂山17-8(山形工場敷地内)
投資予定額:建物252億円、設備285億円
生産能力:第三固形製剤棟 35億錠/年(既存の65億錠を加え、100億錠)
:第二無菌製剤棟 バイアル550万本/年(既存の450万本を加え、1,000万本)
設計開始:2021年5月
設計完了:2022年5月
着工:2022年6月
完成:2023年10月
設備導入:2023年8月~(実需に基づいて生産計画を策定し、設備導入は順次進める)
稼働開始予定:2024年4月