リバー、東松山事業所を増設/電子スクラップ事業拡大
2021年11月24日
リバーホールディングスはこのほど、世界的な電子廃棄物増加に伴い、都市鉱山から回収される電子スクラップ(家電基板・情報通信機器類)をメインとした新工場を2022年4月に稼働させると発表した。
増設により、リバーグループの中田屋熊谷工場で実施している高セキュリティ電子機器類の手解体ラインと連携し解体後の基板を破砕・濃縮の役割分担を強化する。
電子スクラップを東松山事業所で破砕を行い、鉄・アルミを選別した後「金銀銅滓」として国内大手精錬所へ出荷する。
また、従来から強みである、産業廃棄物(什器類、衣料品リサイクル、混合廃棄物)などの回収・受入れも強化する。
同社の電子スクラップ破砕量は日本最大級となり、入荷した電子スクラップは100%リサイクルする。また、新工場の屋根には太陽光パネルを設置し、施設稼働に必要な電力のうち約26%を再生可能エネルギーで運営する。
■ 新工場概要
会社名:リバー(株)
所在地:埼玉県比企郡滑川町都25-21(東松山事業所)
敷地面積:2,494㎡
想定処理数量:700t/月(電子スクラップ・基板)
稼働開始予定:2022年4月