エクシオグループ、栃木に木質バイオマス発電所建設/24年3月稼働
2021年11月26日
エクシオグループはこのほど、あしかがエコパワーと木質バイオマス発電所を建設すると発表した。
事業は、栃木県近隣の林業関係者やチップ会社の協力のもと、年間約85,000tの未利用材、一般木材、剪定枝を原料とする木質チップを栃木県周辺で集め、7,000kWのバイオマス発電施設を運営する。
発電設備は日本各地で安定稼働している高効率な三菱重工パワーインダストリーの木質バオイマス発電設備を採用する。
自然由来の木質バイオマス100%で運用するバイオマス発電所により、周辺地域で発生する未利用材、一般木材や剪定枝を有効に使うシステムを、足利市の協力により構築し、地域経済の活性化を図ると同時に森林の健全な再生・成長を支援していく。
■ 発電所概要
所在地:栃木県足利市山下町字向山2577番5他
建設者:エクシオグループ(株)及び(株)あしかがエコパワー
出力規模:発電端:約7,000 kW
想定年間発電量:約5,544万kWh(一般家庭15,000世帯の年間使用電力量に相当)
燃料種類:近隣地域で集荷される木質チップ(未利用材、一般木材、剪定枝)
燃料使用量:約85,000t/年
CO2削減量:24,000t/年
商業運転開始予定:2024年3月