太陽誘電、中国に積層セラミックコンデンサの新工場
2021年12月2日
太陽誘電は11月30日、子会社の太陽誘電(常州)電子有限公司に積層セラミックコンデンサを製造する新工場を建設すると発表した。
電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化に欠かせない積層セラミックコンデンサは、今後も需要の拡大が期待されている。
今回、「中期経営計画2025」における成長戦略の一環として、太陽誘電(常州)電子に工場を建設し、将来の需要増に対応できる生産体制を構築する。
新工場は、各種設備の効率化による省エネや建屋屋上への太陽光発電導入による創エネなどを通じて温室効果ガス低減に貢献し、環境にも配慮した最先端の工場となる。
■ 新工場概要
会社名:太陽誘電(常州)電子有限公司
所在地:中国江蘇省常州市武進区武進国家高新技術産業開発区
投資予定額:約170億円(建屋のみ)
延床面積:約80,000㎡
建築面積:約28,500㎡
事業内容:積層セラミックコンデンサの製造
着工:2021年12月
竣工:2023年6月