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トヨタ、ノースカロライナに車載用電池新工場

2021年12月8日

 トヨタ自動車は7日、米国に建設を計画していた車載用電池の新工場建設地がノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイトに決定したと発表した。

 トヨタは、2021年11月に新会社Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(以下:TBMNC)を設立。2025年の稼働開始時には、4本の生産ラインでそれぞれ20万台分のリチウムイオン電池を生産する予定。また、将来、少なくとも生産ラインを6本に拡張し、合計で年間120万台分の電池の供給を目指す。

 同工場へのTMNA(Toyota Motor North America, Inc.)と豊田通商による約12億9,000万ドル(約1,430億円。用地、建物の費用を含む)の投資は、10月18日に発表したトヨタの米国での電池生産への約3,800億円(約34億ドル。用地・建物の費用を除く)の投資に一部含まれている。

 また、同工場では1,750人の米国での新規雇用創出を見込む。さらに、トヨタは2050年までにクルマと事業活動両方におけるカーボンニュートラルを達成するための取り組みを続けており、新工場では、100%再生可能エネルギーを使用する予定。

■ 新工場概要

名称:Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(トヨタ バッテリー マニュファクチャリング ノースカロライナ)
所在地:米国・ノースカロライナ州グリーンズボロ・ランドルフ・メガサイト(Greensboro-Randolph Megasite)
投資額:約12億9,000万ドル(約1,430億円。用地、建物の費用を含む)
生産ライン:4本(将来計画 6本)
生産能力:80万台/年(将来計画 120万台/年)
事業内容:車載用電池の製造(当初はハイブリッド用に生産)
新規雇用予定:1,750名
稼働開始予定:2025年

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