日本冶金工業、川崎製造所の新電気炉が竣工
2021年12月13日
日本冶金工業は6日、12月3日に川崎製造所(川崎市川崎区)の製鋼工場内に導入した新電気炉と建屋増築の竣工式・起動式を行ったと発表した。
脱炭素社会に向けた潮流の中で、鉄鋼業界では電気炉が注目されている。今回導入するのは、溶解効率促進のための「炉体旋回」と「電磁攪拌」の両方が備わった最新鋭の高効率電気炉。
又、炉本体は大きな囲いで覆われており、集塵・防音効果も向上し、さらには炉前作業の多くが自動化されることで、作業環境も大きく改善される。
加えて炉体交換方式を採用することで、炉内側の耐火煉瓦のメンテナンスのチャンスフリー化とメンテナンス作業の環境改善も図る。
■ 設備投資概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区小島町4番2号(川崎製造所)
竣工:2021年12月
本格稼働開始予定:2022年1月